闘鶏の様子
軍鶏(シャモ)は、闘鶏用、観賞用、食肉用のニワトリの一品種です。
近年、外国でも人気が出てきています。
小型の種類もいますが、中には体高1m近く、重さ6キロ以上になるものもおり、非常に大型の鶏です。
一度見たら忘れられないほどの、強烈な個性の持ち主です。
眼光するどく、猛禽類のようだと言われますが、飼い主にもよく懐くといわれています。
エミューや恐竜に似ているという外国人の話も出ていました。
肉も非常においしく、鶏の中でも最高の味の一つにはいるでしょう。
本来は江戸期のタイからの輸入種と伝えられるが、伝来いらい日本国内で独自の改良育種を施され、1941(昭和16)年「日本に特有な畜養動物」として国の天然記念物に指定されました。
特徴
本来は闘鶏専用の品種で、そのため「軍鶏」の字が当てられた。
オスは非常に闘争心が強い。
三枚冠もしくは胡桃冠で首が長く、頑強な体躯を持つ。
羽色は赤笹、白、黒等多様。身体の大きさにより大型種、中型種、小型種に分類されるが、系統はさらに細分化される。
歴史
シャモの名は、当時のタイの旧名・シャムに由来する。
日本には江戸時代初期にタイから伝わったとされるが、正確な時期は不明。闘鶏の隆盛とともに各地で飼育され、多様な系統が生み出された。
闘鶏は多く賭博の手段とされたため、賭博が禁止されるとともに闘鶏としての飼育は下火になったが、食味に優れるためそれ以後も飼育は続けられた。
現在は各地で食用として飼育されている(天然記念物でも、飼育や食肉消費は合法)。
品種改良
闘鶏、食肉、鑑賞目的に品種改良が行われてきた。
本来が闘鶏であるためオスはケージの中に縄張りをつくり、どちらかが死ぬまで喧嘩をするため、大規模飼育が難しい。
食肉用には気性の穏やかな他の品種との交配種も作られ、金八鶏など品種として定着したものも存在する。
また海外に輸出され、アメリカにおいてはレッドコーニッシュ種の原種ともなった。
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