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尋常じゃない量のまねき猫に迎えられる、世田谷の「豪徳寺」
世田谷の豪徳寺は”まねき猫発祥の寺”として知られていて、無数のまねきねこが奉納されているのだ。
ひこにゃんのモデルになったまねき猫で、小判を持っていないタイプなのだ。
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▲豪徳寺
小田原線の駅名ともなっている、世田谷区の豪徳寺は「まねき猫発祥の地」とされている。
まねき猫の書きわりが参拝者をお出迎えしてくれる。
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ちょうど桜の咲く季節だったので、広い境内は桜の花びらで埋め尽くされていた。
彦根藩井伊家の菩提寺とあって、桜田門外の変の井伊直弼をはじめ、歴代の井伊家のお墓もあるのだ。
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絵馬のデザインもまねきねこ仕様だ。
本来いないはずの猫が干支に入り込んでくるばかりか、背後に観世音菩薩を付き従えているぞ。
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▲招猫観音
本殿の横には「招猫観音」が祀られている招猫殿もあるのだ。
このとおり、中心にいるのは招き猫。
これだけ丁重に扱われていると、神々しい存在に思えてくる。
そもそも招き猫の由来は、江戸時代にさかのぼる。彦根藩主井伊直孝が近くを通りかかったとき、寺の境内で猫が手招きをしていたんだとか。まねきにのって、寺で一休みしていると激しい雷雨が降ってきたんだとか。「雨に濡れなかった!縁起がいいや!」と、まねき猫伝説は生まれたんだとか。
そんなエピソードから観音扱いされるとは、なかなか豪運な猫である。
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●猫、猫、猫!まねき猫だらけ!
招猫観音の横っちょが、まねき猫の奉納所になっているんだけど、このとおり、猫、猫、猫のまねき猫だらけ。
いちばん小さい豆サイズの猫は300円から奉納可能だ。
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これだけの物量戦略でまねいたら、とんでもない幸運が押し寄せてきそうだ。
奉納所は10m四方の1エリアだけだけど、充分見るに値する圧巻の光景である。
まねき猫にはさまれて、ところどころ猫の餌も置かれていたよ。
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