2015/06/21

歴史と伝説の7つの剣



世界の伝説的な刀剣7口がそれぞれ歴史的背景と共に紹介されてます。

1.岩に刺さった剣

 アーサー王伝説に登場。本物の王の資質を持つ人間だけが引き抜けるとされた。

2.天叢雲剣(草薙の剣)

 三種の神器の一つで熱田神宮の御神体。
 スサノオがヤマタノオロチを退治した後に尾を切ったところ、中から現れた。
 
3.村正
 
 伊勢の刀工、村正作の日本刀。
 徳川家康の祖父清康と父広忠は共に家臣の謀反によって命を落としているが、
 いずれの事件でも村正の作刀が凶器として使用されていた。
 家康の嫡男信康が謀反の疑いで死罪となった際、介錯に使われた刀も村正だった。
 そのため、(特に徳川家にとっての)妖刀と言われている。


4.ジョワユーズ

 中世フランスの「シャルルマーニュ伝説」に登場。
 シャルルマーニュ(カール大帝)が所有していたとされる。
 フランス国王の王権を象徴する剣で、日に30回その色彩を変じたと言われている。

5.ペトロの剣

 キリストが捕縛される際、ペトロが大祭司の下僕を切りつけた時に使われた剣。
 現在はポーランド最古の都市の1つ、ポズナンにある博物館に収蔵されている。
 
6.ウォレスの剣

 スコットランドの軍事指導者、ウィリアム・ウォレスが所持していたとされるクレイモア。
 全長168センチ、刀身長だけでも132センチあった大剣。
 
7.越王勾践剣

 春秋時代後期の越の王、勾践が8口保有していた刀剣。
 1965年に湖北省でその内の1口が出土した。現在は湖北省博物館に収蔵。
 2千年以上経過した今でも腐食することなく、鋭さを保ち続けている。

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